千葉市若葉区でインプラント実績ナンバーワン

インプラント10年保守付き1本98,000円

インプラントしたらフッ素を使ってはいけないのか

ここ数年、むし歯予防のためにフッ化物(歯磨き剤に含まれるフッ化物や歯科医院でのフッ化物塗布)を使うとインプラントに悪影響が出るのでは?というお話が出て来ています。

専門用語を使うと、むし歯予防でよく聞くフッ素ですが、実際はフッ素単体を塗ることはなく、フッ化物という化合物 例えばAPF (リン酸酸性フッ化ナトリウム: pH 3.5~4.0) といった商品が使われています。
また、最近はドラッグストア、コンビニ、スーパーマーケットなどでもむし歯予防のためのフッ化物入りの歯磨剤が普通に売られています。

先ほど記載した APF は酸性ですが、中性のものもあります。
結論から言いますと歯磨剤に含まれる低濃度(通常1500ppm 以下です)のフッ化物では、インプラントに対して何ら影響はありません。

それよりも むし歯で歯を失うリスクのことを考えたら、むし歯予防のために積極的にフッ化物は使うべきです。
歯科医院で歯科衛生士さんが定期的に歯のクリーニングをしてくれる時に使うPMTC ペーストというものにもフッ化物が入っているものがあります。
これも通常はフッ化物濃度は、1000ppm 以下と低濃度でインプラントに対して影響はありません。むしろ定期的なクリーニング、メンテナンスをすることは、インプラントを長持ちさせます。
ですから、定期管理は絶対に続けて下さい。

先ほど記載したむし歯予防のための APF ですが、これは高濃度のフッ化物でむし歯予防効果が高いです。これを3か月ごとに歯に塗ればかなりむし歯予防効果が期待できます。

ただし、このAPF ですが、原田歯科ではインプラントが入っている方の場合、安心のためにインプラントの表面にワセリンを塗って保護してから、APF を歯だけに塗るようにしております。
なお、インプラントの表面は、フッ化物以外でも顕微鏡レベルで傷のようなものが付きます。
例えば硬すぎる歯ブラシで強く磨きすぎた場合や、オレンジ、みかんなどの柑橘類、酢などの酸性の食品でもインプラントに影響が出る可能性があります。

残念ながら今でもフッ素を頭から否定する方がいます。
名前が似ているものでフッ化水素酸というものがあります。これは工業界で使う強酸性の薬品で、歯科の診療室で使うことは絶対にありません。
このフッ化水素酸と歯科医院で使うフッ化ナトリウムやモノフルオロリン酸ナトリウム、リン酸酸性フッ化ナトリウムは全くの別物です。

私は定期的に保健センターで子どもたちの歯の健診をしています。そこで地域を担当する歯科衛生士さんからこんな話を聞きました。
ある歯科医院はフッ素強行反対派で、絶対にフッ化物を使わない、しかしそこの歯科医院に通っている子どもたちにむし歯が多発しているのだと。 本当に困ったことです。

例えば空気中には酸素やチッ素が含まれています。
チッ素は空気中に78% 含まれています。私たちは毎日チッ素の中で暮らしていますし、チッ素を吸っています。ところがチッ素という名前がついても窒素酸化物となると話は別です。
窒素酸化物は元素記号で見ると、チッ素と酸素の化合物です。チッ素も酸素も空気中に含まれています。
ところが窒素酸化物( NOx )になると、車の排気ガスに含まれる公害物質になります。
名前は似ていても内容が全く異なる典型的な例ですね。

このようにフッ化物は適正な使用をすれば、私たちにとってものすごいメリットがあります。
また、フッ素は イワシ、海藻、エビ、牛肉、じゃがいも、大根、人参、りんご、みかん、紅茶、緑茶といった食品にも含まれています。

これからも私たちは、チームで色々な学術誌や論文、専門学会、勉強会、研究会などから正しい情報を得て安心安全なものを提供していきます。

よろしくお願いします。

ページの上へ