ピュアスマイル原田歯科クリニックでは、自動体外式除細動器(AED) を設置してあります。
また、理事長の原田幹夫は千葉市消防局で救急救命講習を受けている他、歯科医師、歯科衛生士になるには大学歯学部、専門教育機関で必ず救急救命の実習をしております。
実は、救急救命に関してはやり方が毎年のようにバージョンアップしております。
例えば、サーキュレーションと言われる手技に関しては以前よりも その大切さが強調されています。
サーキュレーションと言っても一般の方にとっては何のことだかわからないかもしれません。
サーキュレーションとは、血流を確保することです。
昔は心臓マッサージと呼ばれました。
ちょうど胸骨の下のあたりをしっかり両手で押すことを繰り返します。
救急救命処置は、昔は A,B,C,D と呼ばれました。
日本語で解説すると、気道を確保し、空気を送り込み、心臓マッサージして、薬を与えるというものです。
しかし、複数の人が緊急の現場に必ずしもいるわけではありません。
そんな時に口移しで空気を送り込む余裕などありませんし、薬を与えるなんてなかなか難しいです。
何事もシンプルなほうが実行しやすいです。
なので、最近ではとにかくサーキュレーション、つまり心臓マッサージだけはしっかりやるようにということが強調されています。
クリニック内では、毎年6月に定期的にスタッフに緊急時対策の実地研修を実施しております。
この時に普段めったに使わない酸素ボンベを起動したりしています。
いざというときのために普段から練習することはとても大事ですね。
自動体外式除細動器(AED)は定期的にバッテリーやパッドを交換することが義務付けられていますが、もちろんこうしたことは期限が来る前にスタッフ主導で行っています。
実はこうした救急救命講習は地元の消防署でもやっています。
簡単なものでしたら、在住している方は無料で受講できます。
詳しいことは消防署のホームページをご覧ください。